スタンプラリーシステムの選び方|比較するときの7つの観点

UPDATE 2026.10.23

スマペタ運営

スタンプラリーシステムの選び方|比較するときの7つの観点

スタンプラリーのシステムを選ぶときは、機能の多さよりも、自分たちの企画に必要な観点で比べることが大切です。何を、どの順番で確認すればよいのでしょうか。

電子スタンプラリー(デジタルスタンプラリー)のシステムやサービスは、数多くあります。ただ、どれも「スマートフォンでスタンプを集める」という点は同じで、違いは、スタンプの取得方法、参加のしやすさ、不正への備え、データの取れ方などの、細かい部分に出ます。

本記事では、システムを選ぶときの7つの観点を、チェックリストとして整理します。見積もりや問い合わせの前に、自分たちの企画で何が必要かを決めておくと、比較がしやすくなります。

システムを選ぶ前に、企画の条件を決める

システムの比較を始める前に、次の4点を、メモしておきます。ここが決まっていないと、どのシステムも「よさそう」に見えてしまいます。

決めておくこと例
開催の目的来場者を回遊させたい、再来店を促したい、参加者のデータを集めたい
開催の期間と規模何日間か、会場は1か所か複数か、参加者はどのくらいか
スタンプを取得する場面会場や店舗で取得する、街中で取得する、購入や来店が条件になる
使える予算と、公開までの日数費用の上限、公開したい日、確認に必要な社内の手続き

この4点を持って、次の7つの観点で、システムを確認していきます。

システムを比べる7つの観点(チェックリスト)

7つの観点と、確認するポイントを、一覧にしました。問い合わせのときに、そのまま質問項目として使えます。

観点確認するポイント
1. スタンプの取得方法企画に合う方法が選べるか(QR、位置情報、クイズ、写真、レシートなど)。組み合わせられるか
2. 参加のしやすさアプリのインストールが必要か。参加までの手順は何ステップか。多言語に対応できるか
3. 不正への備えQRコードの流出や、位置情報の偽装、多重参加に、どんな対策があるか
4. データの取得参加者の属性やアンケート、行動のデータが取れるか。いつまで見られるか
5. 特典の渡し方その場で渡せるか、抽選や応募に対応できるか。当日の受け渡しの負担はどうか
6. サポート導入前の相談や、運用中のトラブルに、どこまで対応してもらえるか
7. 料金体系と準備期間初期費用、期間や機能による追加費用、公開までに必要な日数

以降は、観点ごとに、見るべき点を説明します。

観点1:スタンプの取得方法が、企画に合っているか

スタンプの取得方法は、企画の体験そのものを決めます。「どこで、何をしたらスタンプがもらえるか」を先に決めて、その方法に対応しているかを確認します。

取得方法向いている企画
QRコードを読み取る会場や店舗に、QRコードを置ける企画。設置の手間が小さい
位置情報(GPS)で判定する街歩きや、屋外の広いエリアの企画。QRコードを設置しにくい場所
クイズに答える展示や商品の理解を深めたい企画
写真を撮るフォトスポットを巡る企画
レシートを読み取る購入や来店が条件の企画
キーワードを入力する謎解きや、探索型の企画
  • 1つの企画で、複数の方法を使えるか:スポットごとに取得方法を変えたいときに、必要になります。
  • 方法の追加に、別料金がかかるか:後から方法を増やしたくなることも多いため、あわせて確認します。

QRコードと位置情報の違いは、次の記事で詳しく解説しています。

GPSスタンプラリーとは?QRコードとの違いと、取得方法の選び方
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観点2:参加のしやすさ(アプリが必要か)

参加者にとって、最初の壁は、「参加するまでの手間」です。手順が増えるほど、途中で離れる人が増えると考えられます。確認したいのは、次の点です。

  • アプリのインストールが必要か:必要な場合は、ダウンロードの手間が増えます。ブラウザで参加できるかどうかを確認します。
  • 参加までの手順:QRコードを読み取ってから、スタンプを集められる状態になるまで、何ステップかかるかを、実際に試して確かめます。
  • ログインの要否:会員登録やログインが必要か、不要か。企画によっては、ログインが必要な方が、よい場合もあります。
  • 多言語への対応:訪日客や、多国籍の参加者がいる場合に必要です。
  • 幅広い年齢層に使えるか:スマートフォンの操作に慣れていない方でも、迷わず進められる画面かを確認します。

観点3:不正への備え

景品がある企画では、不正への備えが欠かせません。よくある不正と、その対策の方向性を整理します。

起こりうること確認したい対策
QRコードの写真を共有して、その場にいなくてもスタンプを取る位置情報とQRコードを、両方満たしたときだけ取得できる方法があるか
位置情報を偽って、スタンプを取る位置情報の判定の範囲や、QRコードとの併用ができるか
1人が、何度も参加して、景品を複数もらうログインなどで、参加者を見分けられるか
景品の画像やURLが、条件を満たしていない人に広まる特典のダウンロードに、制限をかけられるか

「不正を完全に防げる」という説明は、確認が必要です。どの不正に、どの方法で備えるのかを、具体的に聞くことをおすすめします。企画によっては、スタッフによる目視の確認と、組み合わせるのが現実的です。

観点4:データの取得と、見られる期間

スタンプラリーは、参加者の動きを、データとして残せるのが強みです。ただ、どんなデータが取れて、いつまで見られるかは、システムによって違います。

  • 参加者の属性:性別や年代などを、取得できるか。
  • アンケート:任意の設問を作れるか。設問数に上限はないか。
  • 行動のデータ:どのスポットで、いつ、スタンプが取得されたかを見られるか。
  • データの保存期間:イベントの終了後、いつまで確認やダウンロードができるか。報告書の作成や、次回の企画に使うために、重要です。
  • データの持ち出し方:集めたデータを、自分たちで使える形で取り出せるか。

アンケートの作り方は、次の記事にまとめています。

イベントの来場者アンケート|設問の作り方と、回答を集めるコツ
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観点5:特典の渡し方

特典の渡し方は、当日の運営の負担と、参加者の満足度に、直接つながります。企画に合う渡し方に対応しているかを確認します。

渡し方向いている企画
画面を見せて、その場で受け取る会場に、受け渡しの窓口を置ける企画
システム上で抽選する当選や、ハズレの演出で、盛り上げたい企画
応募フォームから応募する後日の抽選や、配送で渡す企画。応募者の情報も集められる
URLで、限定コンテンツを渡す景品の用意や、受け渡しの負担を減らしたい企画

景品の種類や、金額の決め方は、次の記事で解説しています。

スタンプラリーの景品の選び方は?予算の考え方と景品表示法の注意点
あわせて読みたいスタンプラリーの景品の選び方は?予算の考え方と景品表示法の注意点スタンプラリーの景品の選び方を、参加者・目的・予算の3つの視点で解説します。景品の種類、予算の考え方、景品表示法の注意点、デジタルスタンプラリーでの渡し方と、景品を設計した事例もまとめました。記事を読む

観点6:サポートの範囲

初めてスタンプラリーを運営する場合は、サポートの範囲が、安心感に直結します。契約の前に、次の点を確認します。

  • 導入前の相談:企画の段階から、相談に乗ってもらえるか。
  • 公開前の確認:実際の画面や動作を、公開前に試せるか。
  • 運用中の問い合わせ:当日にトラブルがあったとき、どこに連絡して、どのくらいで返事があるか。
  • 運用のための資料:現場の運用マニュアルや、設計のコツをまとめた資料があるか。
  • 運営の経験:イベントの運営を、実際に経験している会社が作ったシステムか。

観点7:料金体系と、公開までの準備期間

料金は、金額の大きさだけでなく、何に対して費用がかかるかの仕組みを確認します。見積もりを取る前に、次の点をそろえておくと、複数のサービスを同じ条件で比べられます。

確認すること見落としやすい点
初期費用の有無初期費用が無料でも、他の費用で回収される場合がある
期間による料金の違い開催が長くなると、料金がどう変わるか
参加者数やスポット数での加算規模が大きくなったときに、追加の料金がかかるか
機能ごとのオプション料金必要な機能が、基本料金に含まれているか
景品や、ポスターなどの費用システムとは別に、かかる費用は何か
公開までの日数申し込みから公開まで、最短でどのくらいか。社内の確認の時間も含めて考える

スタンプラリーの費用の内訳と、料金の考え方は、次の記事で詳しく解説しています。

デジタルスタンプラリーの費用|内訳と、料金を左右するポイント
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スマペタでは、7つの観点をどう満たしているか

スマペタは、公式サイトの機能一覧とトップページに載っている範囲で、上の7つの観点を、次のように整理できます。

観点スマペタの対応
1. スタンプの取得方法QRコード、GPS、GPS+QR、レシート読み取り、写真判定、クイズ、キーワード、動画視聴、指定URL遷移など。一部はオプション料金
2. 参加のしやすさアプリのインストール不要で、QRコードを読み取るだけで参加できる。多言語は、オプション(1言語あたり20,000円)
3. 不正への備えGPS+QRスタンプ、LINEログイン連携(オプション)、任意コードログイン(オプション)、制限付き画像データのダウンロード
4. データの取得性別・年代の自動取得、カスタムアンケート。データ保存期間は無制限
5. 特典の渡し方その場での受け渡し、抽選後の受け渡し、応募フォーム、特典URL遷移(オプション)
6. サポート実際にイベントを運営するGreenSnapが開発。現場運用マニュアルや、アンケート設計のコツなどの資料を提供
7. 料金と準備期間30日以内はスポットプラン、31日以上は月額プラン。作成・プレビューまでは無料で、最短1日で公開可能

オプション料金の金額や、機能の詳細は、機能一覧と料金ページに掲載しています。企画によって必要な機能が違うため、まずは作成画面で、実際の動きを確かめるのがおすすめです。

スマペタでスタンプラリーをつくる流れや、仕組みの全体像は、次の記事にまとめています。

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システムを決めるまでの進め方

  1. 企画の条件を決める:目的、期間、規模、取得する場面、予算と、公開日を書き出します。
  2. 必要な観点に、優先順位をつける:7つの観点のうち、譲れないものを、2〜3つ決めます。
  3. 候補を絞り、同じ質問をする:チェックリストを使い、どの候補にも、同じ質問をして、答えを並べます。
  4. 実際に、触ってみる:参加者の目線で、参加の手順を試します。管理画面の使いやすさも、確かめます。
  5. 社内の確認を進める:見積もりや、プレビューの画面を使って、関係者の合意をとります。

プレビューを、無料で試せるシステムであれば、社内の確認の段階から、実際の画面を見せられます。

よくある質問

Q.スタンプラリーのシステムは、何を基準に選べばよいですか。
A.
企画に必要な観点を、先に決めるのが基本です。本記事の7つの観点(取得方法、参加のしやすさ、不正への備え、データの取得、特典の渡し方、サポート、料金と準備期間)の中で、譲れないものを2〜3つ決めてから、比べます。
Q.電子スタンプラリーと、デジタルスタンプラリーは、違うものですか。
A.
一般に、同じ意味で使われます。スマートフォンなどの電子機器で、スタンプを集めるスタンプラリーのことです。
Q.参加者に、アプリのインストールをお願いする必要はありますか。
A.
システムによって異なります。スマペタは、アプリのインストールが不要で、QRコードを読み取るだけで参加できます。
Q.不正を完全に防ぐことはできますか。
A.
完全に防げると、言い切ることはできません。QRコードと位置情報を組み合わせる、ログインで参加者を見分けるなど、複数の方法で、備えを重ねるのが現実的です。景品の価値や、企画の規模に応じて、対策の程度を決めます。
Q.どのくらいの準備期間が必要ですか。
A.
企画の内容や、社内の確認の時間によって、変わります。スマペタは、最短1日で公開できますが、スポットの数や、特典の準備などを含めて、余裕のある日程を組むことをおすすめします。
Q.料金は、どのように比べればよいですか。
A.
金額だけでなく、期間や機能による追加費用の有無を、同じ条件でそろえて、見積もりを取ります。スマペタの料金の内訳は、費用の記事で解説しています。
Q.スマペタは、無料で試せますか。
A.
アカウントの作成、スタンプラリーの作成、プレビューでの確認までは、無料です。公開の申請と、入金後の利用開始からは、料金がかかります。
システムの使い心地を、無料で確かめてみませんか。

アカウントの作成から、プレビューでの確認までは、無料です。実際の画面で、参加の流れや、管理画面を確かめてから、導入をご検討いただけます。