イベントの来場者アンケートは、「聞くこと」よりも、「何のために聞くか」が大切です。
設問をどう作り、どう回答してもらえばよいのでしょうか。
来場者アンケートは、イベントの満足度や、来場の理由、次回への要望を知るための、貴重な手がかりです。ただ、設問の作り方や、回答のお願いのしかたによっては、回答が集まらなかったり、集まっても、使えなかったりします。
本記事では、来場者アンケートの設問の作り方と、回答を集めるコツを整理し、デジタルスタンプラリーで、アンケートとあわせて参加データを活用する方法を紹介します。
来場者アンケートの目的を決める
最初に、「アンケートの結果を、何に使うのか」を決めます。目的が決まらないまま設問を並べると、聞きたいことが散らばり、回答者の負担も増えます。
| 目的 | 聞くことの例 |
|---|---|
| イベントの評価 | 満足度、よかった点、改善してほしい点 |
| 来場者の理解 | 年代や居住地、同行者、来場の手段 |
| 来場のきっかけ | イベントを知った方法、来場の理由 |
| 次回への活かし方 | 次回も来たいか、参加したい企画、要望 |
| 協賛・出店者への報告 | 来場者の属性や、会場での行動の傾向 |
設問の形式を選ぶ
設問の形式は、聞きたい内容に合わせて選びます。スマペタのカスタムアンケートでは、任意の設問を作ることができ、回答方法は、次の3種類です。
| 形式 | 向いている設問 | 集計のしやすさ |
|---|---|---|
| 単一選択 | 満足度、来場の手段など、答えが1つに決まるもの | 高い |
| 複数選択 | 来場のきっかけ、興味のあった企画など、複数あてはまるもの | 高い |
| テキスト回答 | 感想、要望、改善のアイデアなど、自由に書いてもらうもの | 低い(読み込みが必要) |
集計のしやすさを考えると、選択式を中心にして、自由に書いてもらう設問は、必要な数に絞るのが基本です。
設問づくりのポイント
- 1つの設問で、1つのことを聞く:「内容と運営は、満足でしたか」のように、2つを一度に聞くと、答えにくく、集計も難しくなります。
- 選択肢は、もれなく、重ならないようにする:年代の区切りなどは、重なりや、抜けがないかを確認します。
- 設問の数を絞る:答える手間が増えるほど、途中で離れる人が増えます。使う予定のない設問は、入れません。
- 答えやすい順に並べる:簡単に答えられる設問から始め、自由記述は、最後に置きます。
- 回答しやすい場面を選ぶ:来場者が、スマートフォンで、落ち着いて答えられる場面を考えます。
設問の設計について、さらに詳しく知りたい方は、設問のコツをまとめた資料もご覧ください。

デジタルスタンプラリーで、アンケートと参加データをつなげる
スマペタには、アンケートの回答に加えて、参加者のデータを取得する機能があります。
- カスタムアンケート:任意の設問を作成して、回収できます。回答方法は、単一選択、複数選択、テキスト回答です。基本機能で、アンケートの設問数は無制限です。
- 性別・年代:参加者の性別・年代を、自動で取得できます。来場者の属性の把握に役立ちます。
- 参加データとの連携:アンケートの回答を、参加データや、行動ログとつなげて、分析できます。
- 聞くタイミングを選べる:アンケートには、参加したときか、特典を獲得する前の、2つのタイミングを選べます。
たとえば、「どのスポットを回った人が、どんな感想を持ったか」といった見方ができるようになります。

アンケートを聞くタイミングを選ぶ
スマペタでは、アンケートを聞くタイミングとして、参加時と、特典の獲得前の2つを、選べます。聞きたい内容に合わせて、選びます。
| タイミング | 向いている設問の例 |
|---|---|
| 参加時(スタンプラリーを始めるとき) | 年代や居住地、来場の手段、イベントを知ったきっかけなど、参加者自身についての設問 |
| 特典の獲得前(ひととおり巡ったあと) | イベントの満足度、よかった点、改善してほしい点など、体験を踏まえた設問 |
「参加者自身のこと」は、参加時に、「体験の感想」は、特典の獲得前に聞く、というように、聞きたい内容によって、使い分けるのが、考え方の目安です。
アンケートの結果を、次に活かす
- 数字で、全体の傾向をつかむ:選択式の設問は、割合を出して、前回や、他のイベントと比べます。
- 自由記述は、分類して読む:感想を、「内容」「運営」「会場」などに分けると、改善点が見つけやすくなります。
- 関係者に共有する:協賛先や出店者、協力店に、結果を共有すると、次の開催の協力につながります。
- 次回の設問に反映する:答えが偏って、使えなかった設問は、見直します。
イベント全体の考え方は、次の記事で、解説しています。
