スタンプラリーのアプリを探していると、「専用アプリを作るべきか」「既存のサービスを使えばよいのか」で迷います。
参加者にアプリを入れてもらう方法だけが、選択肢ではありません。
スタンプラリーのアプリには、大きく分けて、専用アプリを開発する方法、アプリ型のサービスを使う方法、アプリを使わずにブラウザで参加してもらう方法があります。どれが向いているかは、イベントの期間や、参加者の層、かけられる準備の時間で変わります。
本記事では、スタンプラリーのアプリを作る前に整理したいことを、3つの選択肢で比べます。あわせて、アプリのインストールが不要なスマペタの参加の仕組みを紹介します。
スタンプラリーのアプリには、3つの選択肢がある
「スタンプラリー アプリ」で探している方が、実際に選べる方法は、次の3つです。
| 選択肢 | 内容 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| 専用アプリを開発する | 自社のアプリとして、App StoreやGoogle Playで配布する | 長期にわたり、継続的に使うアプリの一機能にしたい場合 |
| アプリ型のサービスを使う | 参加者に、サービスのアプリをインストールしてもらう | 既存のアプリの利用者が、参加者の中心である場合 |
| アプリ不要のWeb型を使う | 参加者は、QRコードを読み取り、ブラウザで参加する | 期間の限られたイベントや、幅広い層に参加してもらいたい場合 |
3つのうち、どれが正解ということはありません。次の節から、それぞれを選ぶときの考え方を整理します。
専用アプリを開発するときに考えること
自社のアプリを開発すると、デザインや機能を、自由に決められます。一方で、イベント1回のための施策としては、準備の負担が大きくなりがちです。
- 開発と運用の体制:企画、デザイン、開発、テスト、公開後の問い合わせ対応まで、担当する人が必要です。
- 公開の手続き:一般に、アプリは、配信ストアの審査を通過してから公開されます。公開日から逆算して、余裕を持って進める必要があります。
- 更新への対応:スマートフォンのOSが更新されると、アプリの動作を確認し、必要に応じて修正します。
- 参加者の手間:参加者は、ストアで探して、ダウンロードして、アプリを開く、という手順を踏みます。
- 終了後の扱い:イベントが終わったあとも、アプリを残すのか、公開を終えるのかを決めておく必要があります。
費用や期間は、機能の範囲で大きく変わるため、複数の開発会社から、見積もりを取って比べるのが確実です。
参加者がアプリを入れる前提の弱点
専用アプリでも、アプリ型のサービスでも、参加者に、アプリのインストールを、お願いすることになります。
- 入口で離れる人が出る:「アプリを入れるのが面倒」「容量が足りない」といった理由で、参加を見送る人が出てきます。
- 現地で始めにくい:会場で、その場の思いつきで参加しよう、という流れになりにくくなります。
- 年齢層による差:スマートフォンの操作に慣れていない方にとっては、ストアでの検索や、ダウンロードが、負担になる場合があります。
もちろん、アプリの利用者が決まっている場合や、アプリをきっかけに、継続的な利用を促したい場合は、この弱点が、問題にならないこともあります。
アプリ不要のWeb型スタンプラリーとは
Web型は、アプリではなく、スマートフォンのブラウザで動くスタンプラリーです。参加者は、会場や、ポスターに掲示されたQRコードを読み取ると、ブラウザで参加ページが開き、そのままスタンプを集められます。
| 専用アプリ | Web型(アプリ不要) | |
|---|---|---|
| 参加者の手順 | ストアで探して、インストールしてから参加 | QRコードを読み取って、すぐに参加 |
| 公開までの手続き | ストアの審査などが必要 | アプリの審査は不要 |
| OS更新への対応 | アプリごとに確認が必要 | サービス側で対応 |
| デザインの自由度 | 高い | サービスの設定の範囲 |
| 向いている期間 | 長期 | 短期から長期まで |
「サービス側で対応」とは、Web型のサービスを使う場合に、OSの更新などへの対応を、サービスの提供元が担当する、という一般的な考え方です。導入するサービスごとに、運用の範囲を確認してください。

アプリを作るか、アプリ不要にするかの選び方
迷ったときは、次の質問に、順に答えてみてください。
- どのくらいの期間、使いますか。1回のイベントや、数週間のキャンペーンであれば、Web型が向いています。
- 参加者は、誰ですか。幅広い年齢層や、観光客など、はじめて訪れる人が中心なら、インストールの手間がない方が、参加しやすくなります。
- すでに、自社のアプリがありますか。既存のアプリの利用者に向けた企画なら、その機能の1つとして作る方法もあります。
- いつまでに、始めたいですか。開催日までの期間が短い場合は、審査などの手続きが不要なWeb型の方が、進めやすくなります。
- 終了後、どう扱いますか。イベントのたびに、内容を入れ替えたい場合は、設定だけで作り替えられる仕組みが便利です。
開発の予算や、体制を前提にした判断になるため、最終的には、社内で、関係者と相談して決めてください。
スマペタは、アプリのインストールが不要です
スマペタは、参加者のアプリのインストールが不要で、QRコードを読み取るだけで参加できるデジタルスタンプラリーです。参加者は、スマートフォンのブラウザから参加します。
- ブラウザ参加:機能一覧に「ブラウザ参加」があり、アプリのインストールが不要で、QRコードを読み取るだけで参加できます。
- 参加者用ページの操作感:2026年7月に、参加者用ページに、画面の切り替えのアニメーションや、読み込み中のスケルトン表示などを追加し、ネイティブアプリのような操作感に近づけました。
- ホーム画面への追加:参加者は、ブラウザの「ホーム画面に追加」から、アプリのように起動することもできます。
- スタンプの取得方法:QRコード、GPS(位置情報)、クイズ、写真判定など、複数の方法から選べます。
スマペタの料金は、初期費用が0円で、公開する期間によって、30日以内のスポットプランと、31日以上の月額プランに分かれます。くわしくは、費用の記事をご覧ください。

位置情報で、スポットに行った証明にする
アプリを使わなくても、位置情報を使って、スポットに訪れたことを、スタンプの条件にできます。GPSを使う方法と、QRコードを使う方法の違いは、次の記事で整理しています。
