御城印や城めぐりの人気を、まちの賑わいにつなげたい。
城だけでなく、城下町の店や施設にも、足を運んでもらう方法はないでしょうか。
御城印は、城を訪れた記念に頒布される、記念印です。城めぐりをする人は、全国を訪ね歩くことも多く、自治体や観光協会、城の管理者には、「城の周辺に、立ち寄ってもらいたい」「繰り返し訪れてもらいたい」といった課題が挙がります。
本記事では、御城印・城めぐりの企画の考え方と、城と城下町を巡るデジタルスタンプラリーの作り方を解説します。紙の御城印との使い分けも、あわせて紹介します。
御城印・城めぐりの企画で、決めること
| 目的 | 企画の方向 | 成果の見方 |
|---|---|---|
| 城の来訪者を増やしたい | 期間限定の企画、特典つきの企画 | 参加者数、初めての来訪者 |
| 城下町に、立ち寄ってもらいたい | 城と、城下町の店や施設を、あわせて巡る企画 | 巡ったスポットの数 |
| 繰り返し訪れてもらいたい | 複数の城や、複数回の来訪で、特典が得られる企画 | 再訪の数 |
| 城の歴史を、知ってもらいたい | クイズや、解説つきの企画 | クイズの正答、アンケートの回答 |
| 運営の手間を減らしたい | スタンプの準備や、集計を、デジタルにする | 準備と集計の手間 |
企画書にまとめるときは、スタンプラリーの企画書の記事の項目が使えます。
御城印・城めぐりのアイデア
次は、一般的な例です。複数を組み合わせても、構いません。
| タイプ | 内容の例 | ねらい |
|---|---|---|
| 城と城下町の周遊型 | 城と、城下町の店や施設を、スポットにして、スタンプを集める | 城の周辺の回遊を増やす |
| 複数の城をつなぐ型 | 近隣の城や、城跡を、まとめて巡る | 広域の周遊を促す |
| 歴史クイズ型 | 城の歴史に関するクイズに答えて、スタンプを集める | 城の理解を深める |
| 写真型 | 指定の石垣や、櫓などを撮影して、スタンプを集める | 来訪の記念、発信を促す |
| 御城印との連携型 | 御城印の頒布場所を、スポットにする | 頒布場所への来訪を促す |
城めぐりに、デジタルスタンプラリーが向く理由
- 城と城下町を、まとめて巡ってもらえます。城、店、施設を、スポットにして、スタンプを集める形にすると、周辺の回遊が増えます。
- 広いエリアも、巡る企画にできます。位置情報(GPS)を使えば、城跡など、掲示が難しい場所でも、近くでスタンプを取得できます(標準で50m、10〜1,000mの範囲で変更可)。
- 歴史クイズも作れます。クイズ(オプション)で、城の歴史に関する問題を出せます。クイズの数に、制限はありません。
- 運営の負担が小さいです。二次元コードを掲示するだけで、スタンプの確認や、集計は、システムに任せられます。
- アプリのインストールが不要です。参加者は、二次元コードを読み取るだけで、ブラウザから参加できます。
紙の御城印との使い分け
| 紙の御城印 | デジタルスタンプ | |
|---|---|---|
| 性格 | 城を訪れた記念として、頒布される | 巡った記録として、スマホに残る |
| 入手 | 頒布場所で、受け取る | 現地で、二次元コードを読み取る、または位置情報で取得する |
| 向いている人 | 記念の品を、手元に残したい人 | スマホで、気軽に巡りたい人 |
デジタルのスタンプは、御城印そのものの代わりではありません。紙の御城印と併用して、「巡った記録は、デジタルで、記念は、紙で」と、分ける形が考えられます。御城印の頒布や、デザインは、各城の管理者のルールに従います。
スタンプラリーの作り方
- 目的と、対象を決める。城の来訪を増やすのか、城下町の回遊を増やすのかを決めます。
- 関係者の協力を得る。城の管理者、城下町の店や施設に、参加の協力を、お願いします。
- スポットを決める。城、城跡、城下町の店や施設などを、スポットにします。
- 取得方法を選ぶ。二次元コード(QRコード)、位置情報(GPS)、その両方を満たす GPS+QR から、選びます。
- クイズや特典を決める。歴史クイズを加えるか、全部のスポットを回った人に、記念品や、抽選などを用意するかを決めます。
- プレビューで確認して、公開する。全スポットで、取得を試します。
- 告知する。城の案内所、ポスター、ウェブサイト、SNSに、参加用の二次元コードを載せます。
作り方の全体像は、スタンプラリーの作り方の記事で、くわしく説明しています。
スマペタで使える機能
| 機能 | 使い方 | オプション料金 |
|---|---|---|
| QRコード | 城や、店に、二次元コードを掲示して、読み取ってもらう | 標準 |
| GPS | 城跡など、掲示が難しい場所で、指定した地点の近くで取得する | 標準 |
| GPS+QR | 位置情報と、QRコードの、両方を満たしたときだけ取得する | 標準 |
| クイズ(選択式・キーワード入力) | 城の歴史に関するクイズに答えて、スタンプを取得する。問題の数に制限はない | 50,000円 |
| 写真判定 | 指定の石垣や櫓などを撮影して、スタンプを取得する | 50,000円〜 |
| 多言語 | 外国語の案内を用意する | 1言語あたり20,000円 |
最新の料金は、機能一覧と料金プランでご確認ください。公開期間が30日以内なら、スポットプラン(クレジットカード決済)、31日以上なら、月額プラン(担当者がご案内します。請求は最低2か月)です。アカウントの作成から、プレビューでの確認までは、無料です。

運営のポイント
- 城の管理者と、事前に相談する。二次元コードの掲示や、案内は、城の管理者のルールに従います。文化財では、掲示できない場所もあります。
- 歩きやすさと、安全に配慮する。石段や、坂道が多いため、歩きながらのスマホの操作を避けるよう、案内します。
- 電波の状況を確認する。城跡や、山城では、電波が弱い場所があります。事前に確認します。
- スマホを使わない人への配慮をする。紙の案内や、別の楽しみ方も、用意すると安心です。
- 位置情報の許可を、案内する。GPSを使うスポットがあるときは、参加者に、位置情報の許可を、お願いします。
サンプルで試す
参加画面の見え方は、サンプルで確認できます。スポット名は、すべて架空で、城ではありません。
御城印・城めぐりの事例
現時点で、御城印や城めぐりでの、スマペタの導入事例は、掲載がありません。寺社や、地域を巡る企画の事例は、導入事例の一覧をご覧ください。



