寺社を巡る企画を開いて、参拝や、地域への来訪を増やすには、
どう企画すればよいのでしょうか。
神社巡りや寺院巡り、御朱印めぐりは、地域の歴史や文化にふれる、人気のある企画です。一方で、「紙の台紙の配布と回収に手間がかかる」「どこをどれだけ回ってもらえたか分からない」といった悩みも、よく聞かれます。
本記事では、寺社巡りの企画の決め方と、スマートフォンで参加できるデジタルスタンプラリーの使い方を解説します。デジタルスタンプと、お寺や神社でいただく御朱印の違いや、企画で気をつけることも、あわせて紹介します。
寺社巡りの企画で、決めること
| 決めること | 考え方 |
|---|---|
| ねらい | 参拝の促進、地域の回遊、歴史・文化の発信など。ねらいを1つ決めると、企画が絞れる |
| 対象の寺社 | 徒歩や公共交通で、無理なく巡れる範囲。各寺社に、企画の趣旨を伝えて、了承を得る |
| 巡る数と、順番 | 決まった数を巡るか、自由に選んで巡るか。任意の場所から始められる形にもできる |
| 期間 | 紅葉・桜・初詣・縁日など、季節や行事に合わせて決める |
| 特典 | 全部巡った人への記念品、抽選など。寺社の趣旨に合うものにする |
| 参拝のマナー | 境内での案内の掲示、混雑時の対応、撮影の可否を、各寺社と相談して決める |
寺社ごとに、考え方や、運営の事情が違います。企画の段階から、各寺社と、よく相談しながら進めましょう。
デジタルスタンプと、御朱印の違い
| デジタルスタンプ(スタンプラリー) | 御朱印 | |
|---|---|---|
| いただく場所と形 | 参加者のスマートフォンの画面に、スタンプが記録される | 寺社で、授与される、書き置きや、朱印帳への記帳 |
| 目的 | 巡った記録を残し、特典や抽選の条件にする | 参拝の証として、いただく |
| 運営側の対応 | 各寺社に、二次元コードを掲示するだけ(寺社の人手が、基本的に要らない) | 寺社の側で、1つずつ、授与する |
デジタルスタンプは、御朱印の代わりではありません。御朱印を授与する寺社の企画に、デジタルスタンプを、「巡った記録」として、組み合わせる形が、考えやすいです。たとえば、宇多津町の事例では、QRコードを読み取って、御朱印スタンプを集める仕組みにしています。
寺社巡りに、スタンプラリーを使う理由
- 寺社の側の負担が、小さいです。二次元コードを掲示するだけで、参拝者の対応や、スタンプの準備が、基本的に要りません。
- どこを何人が巡ったか、分かります。管理画面のダッシュボードで、総スタンプ取得数と、スタンプ別の取得数(上位10件)を確認できます。
- 任意の場所から、始められます。順番を指定せず、自由に巡る形にできます。
- 特典を、巡った数に応じて設定できます。全部巡った人への記念品や、抽選に、使えます。
- アプリのインストールが不要です。参加者は、二次元コードを読み取るだけで、ブラウザから参加できます。
寺社巡りのスタンプラリーの作り方
- ねらいと、対象の寺社を決める。各寺社に、趣旨を伝え、了承を得ます。
- 期間と、巡る数を決める。季節や行事に合わせます。
- スポットを登録する。各寺社を、スポットにします。紹介文や、写真も、登録できます。
- 取得方法を選ぶ。境内に、二次元コード(QRコード)を掲示できるなら、QRコードが基本です。掲示しにくい場所では、位置情報(GPS)でも取得できます(標準で50m、10〜1,000mの範囲で変更可)。
- 特典を決める。全部巡った人への記念品や、抽選などを、決めます。
- プレビューで確認して、公開する。各寺社で、取得を試します。
- 告知する。チラシやポスター、観光案内所に、参加用の二次元コードを載せます。
作り方の全体像は、スタンプラリーの作り方の記事で、くわしく説明しています。
スマペタで使える機能
| 機能 | 寺社巡りでの使い方 | オプション料金 |
|---|---|---|
| QRコード | 境内に二次元コードを掲示して、読み取ってもらう | 標準 |
| GPS | 掲示しにくい場所で、指定した地点の近くで取得する | 標準 |
| GPS+QR | QRコードの読み取りに、位置情報のチェックを加える | 標準 |
| クイズ(選択式・キーワード入力) | 寺社の歴史に関するクイズに答えて、スタンプを取得する。問題の数に制限はない | 50,000円〜 |
| 写真判定 | 指定の被写体を撮影して、スタンプを取得する | 50,000円 |
| カスタムアンケート | 設問の数は無制限。参加時、または特典を獲得する前に、回答してもらえる | — |
最新の料金は、機能一覧と料金プランでご確認ください。公開期間が30日以内なら、スポットプラン(クレジットカード決済)です。アカウントの作成から、プレビューでの確認までは、無料です。

寺社巡りの企画で、気をつけること
- 寺社の了承と、掲示の場所を相談する。二次元コードの掲示が、参拝の妨げや、景観の妨げにならないように、場所と大きさを、各寺社と決めます。
- 参拝のマナーを、案内に入れる。参加者向けの案内に、境内でのマナー(静かに、撮影の可否など)を載せます。
- 混雑時の対応を決める。行事や、紅葉の時期は、混雑が予想されます。
- 位置情報の許可を、案内する。GPSを使うスポットがあるときは、参加者に、位置情報の許可を、お願いします。
- 二次元コードの管理を決める。撮影・共有されると、現地に行かなくても、読み取れてしまうおそれがあります。GPS+QRで、備えられます。
サンプルで試す
参加画面の見え方は、サンプルで確認できます。スポット名は、すべて架空です。
「サンプル寺社巡りスタンプラリー」のスタンプは、次の二次元コードで取得できます。スマートフォンで読み取るか、パソコンの場合は、ボタンを押してください。
スタンプの取得:参加画面を開いて参加したあと、スマートフォンのカメラで、スタンプのQRコードを読み取ります。パソコンで見ている場合は、「スタンプを取得(PC用)」のボタンを押すと、同じ操作になります。
寺社を巡る企画の事例
宇多津1社9ヶ寺巡り自治体・観光協会(宇多津町役場)徒歩で巡れる範囲の10か所の寺社取得方法:QRコード(御朱印スタンプ)期間:2025/10/04〜2025/11/02
歴史ある石畳の神楽坂と近代建物を巡る東振協「いきいき健康づくり2025」事務局6か所のチェックポイントを、スタンプ取得とクイズで巡る取得方法:GPS開催日:2025/11/02
宇多津町の事例は、QRコードを読み取って、御朱印スタンプを集める仕組みで、任意の地点から参加できる回遊型です。全部の寺社を巡った参加者には、記念品が贈られました。そのほかの事例は、導入事例の一覧をご覧ください。








