スタンプラリーの台紙は、企画の「顔」であり、参加者への案内でもあります。
何を載せ、どう作ればよいのでしょうか。
スタンプラリーの台紙は、スタンプを集めるための用紙であると同時に、参加のルールや景品、問い合わせ先を伝える、案内の役目も持っています。一方で、紙の台紙は、印刷・配布・補充・回収・集計と、運営の手間がかかる面もあります。
本記事では、台紙に載せる項目とデザインのポイントを整理したうえで、紙の台紙で起きやすい課題と、デジタルスタンプラリーに置き換えると何が変わるかを解説します。
スタンプラリーの台紙とは
台紙とは、参加者がスタンプを押してもらったり、集めたりするための用紙のことです。スポットごとにスタンプ欄があり、集めた数に応じて景品がもらえる、という仕組みが一般的です。
台紙は、参加者が最初に手に取るものなので、企画の雰囲気や、参加のしかたが、ひと目で伝わることが大切です。
台紙に載せる項目
| 項目 | 載せる内容 |
|---|---|
| タイトル・企画名 | 何のスタンプラリーかが、ひと目で分かる名前。開催の趣旨や、主催者名も添える |
| スタンプ欄 | スポットの数に合わせた、スタンプを押す欄。スポット名や、場所の目印を添えると迷いにくい |
| 参加のルール | 開催期間、スタンプを集める条件、押す場所、景品の受け取り方(いつ、どこで、何個で) |
| 景品 | 景品の内容と、必要なスタンプの数。段階を設ける場合は、その区切りも示す |
| 主催者・問い合わせ先 | 問い合わせの窓口。台紙を紛失した場合の扱いなども書いておくと安心 |
| 注意事項 | 個人情報の取り扱い、中止・変更の場合の案内、禁止事項など |
項目の中身は、企画の内容によって変わります。景品を出す企画では、景品の条件を、台紙に明記しておくと、後のトラブルを防げます(景品の考え方は、次の記事をご覧ください)。

台紙のデザインのポイント
- スタンプ欄の大きさ:押す場所の、スタンプの大きさに合わせて、はみ出さずに押せる余裕を持たせます。
- 欄の数と、スポットの数をそろえる:欄が余ったり、足りなかったりしないよう、スポットを決めてから、台紙を作ります。
- 景品の条件を目立たせる:「何個集めると、何がもらえるか」を、台紙の中で、見つけやすい位置に置きます。
- 持ち運びやすい大きさにする:参加者が、ポケットやカバンに入れて、歩いて回ることを想定します。
- 企画の世界観を出す:イラストや写真で、イベントのテーマが伝わるようにします。
紙の台紙で起きやすい課題
- 印刷・配布・補充の手間:印刷費がかかるほか、配布場所での在庫の管理や、補充が必要です。
- 紛失や、持ち忘れ:台紙をなくすと、それまでのスタンプが無駄になります。
- 押し忘れ・不正:スタンプを押す係の人が必要で、混雑時は、押し忘れや、複数回押してしまうことも起きます。
- 回収と集計の手間:景品の引き換えや、参加者数の集計を、手作業で行う必要があります。
- 参加者のデータが取れない:誰が、どのスポットを回ったかを、後から把握しにくいです。
こうした手間を減らすために、紙の台紙を、デジタルに置き換える方法があります。
デジタルスタンプラリーにすると、何が変わるか
スマペタは、アプリのインストールが不要で、参加者が、スマートフォンのブラウザから、QRコードを読み取って参加できます。台紙の役目は、スマートフォンの画面が引き受けます。
| 紙の台紙 | スマペタ(デジタル) | |
|---|---|---|
| 台紙の用意 | 印刷・配布・補充が必要 | 参加者は、QRコードを読み取って始める(台紙の印刷が要らない) |
| スタンプの付け方 | スポットで、スタンプを押す | スポットのQRコードを読み取る、または、位置情報で取得する(GPSスタンプ) |
| 景品の受け取り | 台紙を持って、窓口へ | 特典の獲得画面を提示して受け取る、抽選、応募フォームなどを選べる |
| 集計 | 手作業 | システムで、参加状況を確認できる |
| 参加者のデータ | 取りにくい | 性別・年代の取得や、アンケートの回収ができる |
| デザインの変更 | 刷り直しが必要 | スタンプ画像や、ホーム画面のメイン画像を変えられる(無料) |
スマペタの料金や、機能の詳細は、次の記事と、機能一覧で紹介しています。

紙とデジタルの使い分け
すべてをデジタルにする必要はありません。会場の入口でポスターに QRコードを掲示する、スポットの案内をチラシで配る、といった形で、紙の告知物と、デジタルのスタンプラリーを組み合わせることもできます。スマペタには、チラシ・ポスターなどのデザインや、QRコードスタンドの作成を、代行するサービスも用意しています。
また、スマペタは、ブラウザから参加でき、操作のハードルを下げて、幅広い年齢層に対応できるように作られています。
デジタルへの置き換えを行った事例
スマペタで開催された、事例です。
関西バラ園 デジタルスタンプラリーフェス・マルシェ(GreenSnap株式会社/大阪府花き振興協議会)近畿5府県13箇所取得方法:QRコード
龍ケ崎ファンクラブ1,000会員達成記念スタンプラリー自治体・観光協会(茨城県龍ケ崎市)約45の協力店舗取得方法:QRコード
お風呂屋ハンズ デジタルスタンプラリー商工会(ハンズ心斎橋店)大阪府内の銭湯を巡る取得方法:QRコード
- 関西バラ園:近畿5府県に点在するバラ園を、ひとつのデジタルスタンプラリーで結び、3段階の景品設定で、約5,500人が参加。取得データを各施設と共有した。
- 龍ケ崎:約45の協力店舗に、QRコードを設置し、買い物や食事を楽しみながら、まちを巡る企画。
- ハンズ心斎橋店:大阪府内の銭湯を巡るスタンプラリーに、800名程度が参加。
そのほかの事例は、導入事例の一覧をご覧ください。