スポットで写真を撮るだけで参加できる、フォトラリー。
どう企画し、どう運営すればよいのでしょうか。
フォトラリーは、写真を撮る楽しさで、参加者に街やイベント会場を巡ってもらえる企画です。一方で、紙や手作業で運営すると、撮影した写真の確認や集計に、手間がかかることもあります。
本記事では、フォトラリーとは何か、メリット、企画例、企画のポイントを解説します。あわせて、デジタルスタンプラリーの写真判定を使って、フォトラリーを作る方法も紹介します。
フォトラリーとは?
フォトラリーとは、スポットを巡りながら、指定された被写体や場所の写真を撮影していくイベントの形式です。スタンプラリーの「スタンプ」を、「写真」に置き換えたものと考えると、分かりやすいでしょう。
フォトラリーに、決まった定義やルールがあるわけではありません。スポットごとに写真を撮る、テーマに沿った写真を撮る、指定のポーズで撮る、など、企画しだいで、さまざまな形にできます。
フォトラリーのメリット
- 参加が、楽しい。撮影を目的に、スポットを巡ることで、街や会場を、じっくり見てもらえます。
- 思い出が、手元に残る。参加者が撮った写真が、記念になります。
- SNSでの発信につなげやすい。撮った写真を、参加者が投稿することで、イベントの話題が広がる場合があります。
- スポットの魅力を、伝えやすい。「この景色を撮ってください」という指定を通じて、見てほしい場所へ、誘導できます。
写真を扱うので、参加者の写真の利用範囲や、写り込む人への配慮(肖像権や個人情報)は、事前に決めておく必要があります。
フォトラリーの企画例
| 型 | 内容 | 向いている場面 |
|---|---|---|
| スポット撮影型 | 各スポットの看板や名所を、撮影する | 観光、街歩き、施設内の回遊 |
| テーマ撮影型 | 色、形、動物など、決めたテーマに合う被写体を探して撮る | ファミリー向け、探索の楽しさを出したいとき |
| ミッション型 | 指定のポーズや構図で撮る、など、ミッションをこなして撮影する | 体験の盛り上がりを重視するとき |
| 記念撮影型 | 用意したフォトスポットやパネルの前で撮る | 展示会、商業施設、期間限定のイベント |
| 作品投稿型 | ベストショットを投稿してもらい、優秀な作品を表彰する | 参加者同士の交流や、SNSでの発信を重視するとき |
上の表は、企画の例です。目的と参加者に合わせて、組み合わせられます。
従来のフォトラリー運営で、手間がかかる点
紙のスタンプラリーと同じく、フォトラリーも、運営の手間が課題になる場合があります。
- 撮影した写真が、指定どおりか、人の目で確認する必要がある。
- 写真を、メールやSNSなどで集める仕組みを、用意する必要がある。
- 景品の抽選や、参加者のデータの集計を、別に管理する必要がある。
こうした手間を減らすために、デジタルスタンプラリーのシステムを使う方法があります。
スマペタの「写真判定」で、フォトラリーを作る
スマペタの「写真判定」は、指定された被写体やシーンを撮影することで、条件を達成したと判定する機能です。フォトミッション型の施策に適しています(オプション、50,000円)。
参加者は、スマホのブラウザで参加でき、アプリのインストールは不要です。写真の判定の結果が、そのままスタンプの取得になるので、スタンプラリーの景品、抽選、参加者のデータと、一緒に管理できます。
GPSやQRコードと組み合わせて、「このスポットに行って、指定のものを撮影する」というミッションも作れます。実際に、横浜市の「はなみる スタンプラリー」では、GPSミッションと写真判定ミッションが、取得方法に使われました。
そのほかの取得方法と組み合わせる
フォトラリーは、ほかの取得方法と組み合わせると、企画の幅が広がります。
| 取得方法 | 内容 | オプション料金 |
|---|---|---|
| QRコード | スポットのQRコードを読み取る(基本機能) | — |
| GPS | 指定したチェックインポイントの近くで取得する。判定する距離は、標準で50m。1〜1,000mの範囲で変更できる(基本機能) | — |
| レシート読み取り | 購入レシートを撮影・読み取って、スタンプを獲得する。購買行動と連動した施策ができる | 50,000円 |
| キーワード(フリーワード) | 正しいキーワードを入力して、スタンプを獲得する。謎解きや探索型の企画と相性がよい | 50,000円 |
| クイズ機能(選択式) | クイズに正解して、スタンプを獲得する | 50,000円〜 |
スマペタのレシート読み取りは、スタンプラリーの取得方法の1つです。レシートで応募するキャンペーンの専用システムとは、目的が異なります。GPSとQRコードの違いや、取得方法の選び方は、次の記事で詳しく紹介しています。

フォトラリーを企画するときのポイント
- テーマを決める:何を撮ってもらうのか。街の魅力、季節の風景、イベントの世界観など、伝えたいことから決めます。
- 撮影しやすい場所を選ぶ:撮りやすく、安全に立ち止まれる場所にします。混雑する場所や、危険な場所は避けます。
- 判定の条件を決める:指定が曖昧だと、参加者が迷います。厳しすぎると、達成できない人が増えます。
- 景品や特典を設計する:撮影の達成度に応じた景品にすると、継続のきっかけになります。
- 写真の扱いを決める:撮影した写真の利用範囲、写り込む人への配慮を、参加の案内に明記します。
景品の選び方や、予算の考え方は、次の記事をご覧ください。

フォトミッションを取り入れた事例
スマペタで開催された、写真判定ミッションを取り入れた事例です。
同じ横浜市の取り組みを、ミッション設計の面から紹介した記事は、次のとおりです。

そのほかの事例は、導入事例の一覧をご覧ください。
